【ゲストハウス許可編】火の用心!消防法の許可のとり方。

こんにちは。

真鶴出版の來住です。

 

今日は消防法の許可について書こうと思います。

その前に、そもそも宿を営業するにあたってですが、

①建築基準法

②旅館業法

③消防法

の3つをクリアする必要があります。

 

このうち、①建築基準法は宿を営業するにあたって、それに適した建築に改築などが必要なのですが、100平米未満の物件だと許可や届け出が必要ないようです。うちは100平米未満なので該当しません。

②旅館業法は、前回のブログで書いたような流れで許可がとれます。

そして、③消防法ですが、これが一番わたし的には大変でした。。。

 

まず、わたしたちが住む地域を管轄している消防署に宿をやる際にどういったものが必要か聞いてみました。

すると、宿泊施設は法律に基づいた消防設備を整えた後、消防署へ届け出が必要だとのこと。

ちなみに、いままで300平米未満の物件は必要なかったのですが、2015年4月から法律が変わり、全ての宿泊施設は消防への届け出が必要になったとのことです。

と、いうことで実際にどうやったら届け出ができるか消防署の担当の方に聞いてみると…

 

消「消防設備士の資格を持っている方に頼めば大丈夫ですので。」

 

私「消防設備士….?」

 

消「消防設備士さんがいらっしゃらなければ、防災屋さんですね。」

 

私「防災屋さん..?」

 

消「設計士さんはどうでしょうか?」

 

私「…。」

 

恥ずかしながら、その方たちにどうやったら会えるのか、見当もつきませんでした。

 

こんな風によくわからない感じで始まったので、やっぱり進め方もよくわからなかったのですが、今振り返ってわたしたちがたどった流れを下記にまとめてみました。

 

消防署へ相談。今後の流れと、防災屋さんの存在を教えてもらう

自分で調べた近所の防災屋さんに見積もりを取ってもらう(2社にお願いしました)

思ったより高額だったため、自分で消防法について必死に調べてみる

法律上、最低限必要の防災設備を知る

自分で調べたことをもとに、再度防災屋さんから見積もりを取る

防災屋さんを決める

消防設備工事実施

消防署の現地調査

届け出完了

 

わたしたちがやってよかったなと思ったのは、見積もりをとってもらった後に消防法について自分たちでも調べてみたことです。

防災屋さんは安全のためになるべく万全の新品の器具を用意してくれようとするので、言われた通りに全てお願いするとかなり高額になることがあります。

また、逆に届け出に必要な器具が足りない、もしくは異なる器具を用意してしまったため、再度設置工事が必要になったりして見積もりより費用がかかってしまうこともあるそう。これはもちろん防災屋さんが故意にやることではありませんが、法律が変わったばかりだったりすると、担当の人がそれを把握していないこともあるそうです。

消防法について自分たちも学ぶことで、ただ法律に従い、言われたとおりの設備を用意するだけなく、どうやったらゲストが安全かということを自分たちでも考えることができたと思います。

消防署の担当の方も防災屋さんも何もわかっていないわたしたちにとても親身に協力してくださって、本当にありがたかったです。

今後は1年に1度器具が正常に作動しているか点検し、消防署に届けなければならないそうです。

無事に届け出は済みましたが、消防署にも防災屋さんにもこれ以上お世話になることがありませんよう、火の元には気をつけます。

 

真鶴へ正式に越してきたのが2015年4月1日なので、約1年たちました。来たばかりの頃よりも、町を歩くと知っている人が増えたのが本当に嬉しいです。

今年もたくさんの素敵な出会いがありますように。