2号店日記(4)/前の家が空いている

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※前回の日記はこちら(http://manapub.com/archives/1975

2号店のコンセプトはなんとなく決まったものの、肝心の物件がなかなか決まらない。

物件探しとは厄介なもので、不動産市場がつねに動いているため終わりがない。すでに30軒以上探してピンとくるものがなかったので、どうすればいいのかわからなくなっていた。

とりあえずやみくもに探すのはやめて、条件を絞る。以下の条件に当てはまりそうなときだけ見に行くことにした。

1、外国人ゲストのことも考え、駅から歩いていける距離にあること
2、今より部屋数を増やすため、3部屋以上とれること
3、リノベーション前提の古い物件であること
4、今の家から通いやすいところにあること

そんなとき、一号店の目の前の空き家に、たまに大家さんが掃除しに来ていることに気がついた。その家の最初の印象は、「ザ・普通の家」。だからこそこれまで全然気がつかなかったし候補に挙がっていなかった。「とりあえず貸してもらえる可能性があるかだけ聞いてみよう」と、大家さんが掃除に来たところを見計らって話しかけてみると(目の前の家だから、気づきやすい)、あっさり貸してくれるとのこと! NHKで自分たちの活動を知ってくれていたようで、話がスムーズに進んだ。テレビに出たことの思わぬ効用があった。

2階建てではあるけれど、そこまで広くない家なので、上の条件では「2」だけがぎりぎり満たせるか微妙なところ。ただ、住む場所(1号店)の目の前の立地というこれ以上にないポイントから、本格的にこの家で検討することになった。

これまで全然意識したことがなかった物件なのに、一度見つけるとこれ以外選択肢がないような気がするから不思議なものだ。

つづく

次回は、建築家tomito architectureとの出会いについて。