真鶴出版日記(354)/古いもの

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今日は朝から、ガラガラガラ……となにやら外で音がする。

見てみると、うちの奥の家が廃棄処分をしているらしく、その荷物の運び出しを手押し車で何往復もしているのだった。

背戸道は車が入れないので、お兄さんたちは汗だくになって運んでいて、背戸道の先にある家はこういうとき大変だなぁとぼんやり思っていた。ふと、彼らが運んでいるものをみると、わたし好みの昔ながらの木で作られた道具たちが置いてあるではないか。「これ、捨てちゃうんですか?」とおもわず聞くと、「いるなら持っていっていいよ」と言われたので、目の前にあった籠や樽をとりあえずいただいた。

トラック3台あったので、本当はもっとたくさんあったと思うが、そこまで見せてもらう勇気がなかった。たぶん、倉庫の中のものを全部捨てるかしているのだと思う。

そういえば、うちの祖母も蔵を持っていたけれど、家を売るときに蔵の中のものももう使わないからと全部処分したと聞いた。

きっと今いろんなところで同じようなことが起きているのかもしれない。

 

おわり