真鶴出版日記(342)/比較

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グリーンズに掲載されていたタルマーリの人(『「田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」」』の人)の記事を読んだ。

「比較対象から外れる」はほんとうにこっちに来て実感すること。きっと東京にいたら同じ業界の同世代の人の動きや他の出版物が気になったと思うけど、全然気にならない。

距離的な問題ではなくて、自分たちがやっている活動が「ここでしかできないもの」、「自分たちにしかできないこと」だからだと思う。

それは海外に住んでいたときの、なにもやっていなくても優越感を感じる、罪悪感を感じないことと似ている(ただ地方のほうが努力しなければいけない分もっと健全な気がする)。

それを「自由」というのかわからないし、努力はしなければいけないけれど、「楽」だなぁと思う。

おわり

http://greenz.jp/2017/03/26/koakinai-talmary-2/

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それと、田舎で店を持つと「比較対象」から外れることができるんです。インターネット社会では同業他社と比べられることは宿命ですが、田舎へ行くほどに、他の店と比べられることがなくなりました。

真面目な話、この比較対象が資本主義の本質。これがあるから競争が起き、豊かになる一方で、いつまでも苦しいんですよ。その苦しみから逃れるには、自然から与えられるものを活用して、「ここでしかできないもの」を創り出していくこと。これができるようになって僕らも自由になりましたね。今では本当に「楽な生き方」をさせてもらっていると思う。