真鶴出版日記(339)/包丁研ぎ

DSC_1575-min

父が来た。

父の実家は山口で金物屋をやっている。

父はサラリーマンになったのでお店に立つことはなかったが、子どものときからよく包丁研ぎはしたらしい。ということで包丁研ぎを教えてもらった。

大正時代に祖父が始めた金物屋は、じつは祖父の弟が先に神戸で金物屋をしていて、景気がいいもんだから祖父も山口で金物屋を始めたのだという。その後他の親戚も同じ屋号で金物屋を始め、今でも細々と数店舗あるらしい。むかしはそうやって親戚同士でノウハウを共有して商売をやっていたのかもしれない。

いつも真鶴でいろんな歴史を聞いてきたが、自分自身の歴史についてはあまり聞いたことがなかった。当たり前だけれど、今ここに自分がいるということは、そこにはいろんな歴史があるはずなんだと思った。

おわり